応急手当ての方法 もしもの時に慌てないための知識

目次

前回のおさらい

8月の防災チェックの日では、暑い日に被災した時の対処法を確認した。

まだまだ暑い日が続いているので、被災時には体調に気をつけたい。

被災時の応急手当てについて

災害時は医療機関への搬送や救急隊の到着に時間がかかる場合がある。

まずは自分自身の安全を確保し、倒壊物、火災、ガス漏れ、感電などの危険がない場所で手当てを行うことが重要だ。

傷病者に声をかけて意識や呼吸を確認し、必要に応じて119番通報や周囲への協力要請を行う。

止血や保温など、できる範囲の応急手当てを落ち着いて実施することで、症状の悪化を防ぎやすくなる。

怪我をした場合

切り傷や擦り傷は、可能であれば清潔な水で汚れを洗い流し、清潔なガーゼや布で覆う。

出血が多い場合は、傷口を直接圧迫して止血する。

骨折や捻挫が疑われるときは、無理に動かしたり元に戻そうとしたりせず、添え木や板、段ボールなどで固定する。

○出血は清潔な布やガーゼで強く圧迫する

○深い傷や出血が止まらない場合は救急要請する

○骨折が疑われる部位は動かさず固定する

○意識障害や激しい痛みがあれば早急に医療機関へ相談する

被災直後は興奮して痛みに気付きにくいこともあるため、時間を置いてからも体調の変化を確認しよう。

心肺蘇生方法

倒れている人を見つけたら、肩を軽くたたきながら呼びかけ、反応があるかを確認する。

反応がなく、普段どおりの呼吸がない、または判断に迷う場合は、直ちに119番通報とAEDの手配を周囲に依頼する。

胸の中央に手のひらを重ね、肘を伸ばして胸が約5センチ沈む強さで、1分間に100~120回を目安に胸骨圧迫を続る。

救急隊に引き継ぐまで、または傷病者に普段どおりの呼吸や明確な反応が戻るまで、可能な範囲で継続することが大切だ。

AEDの使用方法

AEDは音声ガイダンスに従えば、一般の人でも使用できる救命機器。

電源を入れた後は、傷病者の胸を出して電極パッドを図の位置に貼り付ける。

STEP
電源を入れる

AEDのふたを開ける、または電源ボタンを押す

STEP
パッドを貼る

胸の右上と左側下部に電源パッドを貼り付ける

STEP
「離れてください」の案内に従い、誰も傷病者に触れないように確認する

※解析中は絶対に触れないようにする

STEP
電気ショック後、すぐに心臓マッサージ

必要時は電気ショックを実施し、直ちに胸骨圧迫を再開する

解析や電気ショックの際は、周囲の人も含めて傷病者から離れていることを必ず確認する。

AEDの使用方法がわからないときは、電源を入れると音声案内がスタートしたり、パッドに貼る場所が書かれていたりするので、落ち着いて確認する。

必要なグッズの確認

非常用持ち出し袋には、応急手当てに使う救急用品を準備しておくと安心。

絆創膏、滅菌ガーゼ、包帯、消毒用品、使い捨て手袋、はさみ、常用薬などを入れ、使用期限や使用方法を定期的に確認する。

持病がある人は、処方薬の名前や服用方法、お薬手帳の写しも備えておくと、避難先や受診時の説明に役立つ。

家族構成や乳幼児、高齢者、ペットの有無に合わせて必要な用品を見直し、すぐ取り出せる場所に保管しておく。

9回目の防災チェックを終えて

被災時に怪我をしてしまうこともあるだろう。そんな時は、限られた道具や情報の中で落ち着いて行動することが重要。救急セットを平時から備え、家族で保管場所と使い方を確認しておきたい。

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