【第8回】暑い日に被災したらどうしよう

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前回のおさらい

先月の防災チェックの日は、緊急地震速報が鳴った時にとるべき行動について、確認をした。

緊急地震速報が鳴ると、とても驚くと同時に自分の身を守る行動をとらなければいけない。その必要性を改めて強く感じた。

もし猛暑の中で被災したら

猛暑の中で地震や台風などの災害に遭うと、熱中症や脱水症状のリスクが一気に高まる。

特に停電や断水が起きると、冷房が使えず水も不足しやすくなる。

今回は、猛暑の避難所や停電時でも体調を守りやすくする工夫や、水分と食事を確保するための具体的な方法をチェックする。

自宅や職場で事前にできる準備も意識しながら、いざというときに慌てないための知識を身につけよう。

猛暑の避難所で体調を守る工夫

猛暑の避難所では、人が密集しやすく、エアコンが十分に効かない場合も多いため、熱中症や体調不良が起こりやすくなる。

まずは自分の体調管理を最優先にし、可能であれば涼しい場所を選んで過ごしたい。

汗をかいた衣類はこまめに替え、通気性のよい服装を心がけることで、体温の上昇やあせもを予防できる。

また、冷たいペットボトルや濡れタオルを首や脇の下に当てて体を冷やすなど、小さな工夫を積み重ねて体調悪化を防ごう。以下のことにも気をつけたい。

○うちわやハンディファン、冷感タオルなどを防災バッグに入れておき、体温調節に活用する。

○マスク着用が必要な場合でも、人が少ない場所では適度に外し、熱がこもらないようにする。

○こまめに水分と塩分を補給し、のどの渇きを感じなくても定期的に飲む習慣を意識する。

防災セットに、予備の着替えやタオルを用意しておこう。1月に家にある防災用品をチェックした時は、夏の避難については考えなかった。そのため、防災バッグに夏に必要なものたちは入れていなかったので、準備をして追加しておきたい。

猛暑の中、停電時にできる暑さ対策

猛暑の中で停電が起こると、エアコンや扇風機が使えず室温が一気に上昇するため、短時間でも熱中症の危険性が高まる。

もし自宅避難をするのであれば、まずは直射日光を遮るためにカーテンや雨戸を閉め、窓にはアルミシートや段ボールを貼るなどして、室内に熱が入り込むのを防ぐ。同時に、風の通り道を作るために、風上と風下になる窓を少し開けて対角線上に空気の通りを確保すると、室内の熱気を逃がしやすくなる。

可能なら、日陰の屋外や風通しのよい場所に一時的に避難し、冷たい水で首や手首を冷やすなどして体温を下げることも有効。

もし停電した時のことを考えて、非常用バッテリーやポータブルエアコンを用意しておくことも検討しておきたい。

猛暑の避難生活で水分と食事をとる

猛暑の避難生活では、汗を大量にかくことで水分と塩分が失われやすく、脱水症状や熱中症を防ぐために、意識して水分と食事を確保することが必要。

可能なうちに飲料水を確保し、飲み水と生活用水を分けて管理することで、限られた水を有効に使うことができる。

食事は、常温で保存できる缶詰やレトルト食品、栄養補助食品を活用し、少量でもエネルギーと塩分を補えるものを用意しておきたい。

また、暑さで食欲が落ちていても、ゼリー飲料やスポーツドリンクなど、飲み込みやすく吸収のよいものをこまめに摂るようにしたい。そういったものを防災バッグに入れておくことも夏は大切だと思った。

また、停電が発生すると冷蔵庫や冷凍庫の中のものがダメになってしまうため、早めに消費することも考えておきたい。

8回目の防災チェックの日を終えて

ここ数年で、夏の暑さが大変厳しくなっている。その中で被災すると、体力も気力も奪われる。もしもの時は、自分の体調の変化に気づくことは難しいかもしれないが、平常時よりも気をつけていたい。大切な人や、周囲の人たちと、体調の変化に気を配り、何かおかしいと感じた時には声に出して伝えるということもできるようにしたい。

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