
【第6回】土砂災害に備えよう
前回のおさらい
先月はもしもの時に大切な人と連絡をとる方法について考えた。
大切な人と離れているときに災害が発生すると、連絡が取れなくなってしまう場合もある。そんな時に、災害用伝言ダイヤルや災害伝言板を使うことができれば安心につながる。
事前に使い方を練習できるので、もしもに備えて訓練しておくことをお勧めする。
土砂災害に備える
6月は土砂災害防止月間として、全国でハザードマップの見直しや避難訓練が行われる。つい先週も台風の影響で土砂災害警戒情報が発表される地域もあった。
梅雨になり、土砂災害に気をつけなければいけない季節になってきた。今月は土砂災害について学び、準備をしておこう。
土砂災害警戒情報
土砂災害警戒情報は、「これから土砂災害が起きる危険がとても高くなっています。すぐに注意・避難してください」ということを知らせるための情報だ。
気象庁と都道府県が一緒に出し、大雨警報などと同じように、テレビ・スマホ・防災アプリ・自治体のメールなどで知らされる。
気象庁は雨の量やその土地の崩れやすさをもとに「土砂災害が起きる危険度」を色分けして地図で出していて(キキクル)、その中で危険度がとても高くなり今にも土砂災害が起きそうと判断された時に出されるものである。
土砂災害警戒情報が出た時のために、避難の準備をしておく必要がある。
・ハザードマップで避難場所・避難経路のチェック
・非常用持ち出し袋の準備
ハザードマップの見方
ハザードマップは、市町村が公開している土砂災害や洪水、噴火などの危険度を色分けして示した地図で、役所で配布されていたり、ネットでもみることができる。
6月は土砂災害防止月間として多くの自治体が配布や更新をする。
まずは自分が住んでいる地域のハザードマップを見てみよう。
確認ポイント
・色分け:黄色・赤色など危険度の高い色が自宅周辺にないか
・範囲:斜面や谷筋など土砂災害の想定範囲内に自宅が含まれていないか
・避難場所:最寄りの避難場所や一時避難場所の位置を把握する
危険な場所の特徴
土砂災害は、大雨が続いた時に斜面が崩れたり、土石流が一気に流れ下ったりして突然発生する。
普段は静かな山肌や谷筋、川沿いでも、条件が重なると短時間で非常に危険な場所に変わる。
特に、崖の下や崖の上、盛り土をしたところ、狭い川のそばなどは土砂災害のリスクが高いところとされている。
避難先と避難経路の選び方
土砂災害から身を守るため、あらかじめ安全な避難先と避難経路を決めておこう。
ハザードマップで避難所を確認し、避難経路も土砂災害の被害を受けないところを選ぶようにする。
道路が通行止めになってしまうことも考えられるため、複数のルートを用意しておくことも大切。また、夜間や豪雨の中での避難は危険が増すため、早めの避難を心がけたい。
6回目の防災チェックの日を終えて
台風の季節以外にも大雨の影響で土砂災害の危険が高まることもある。少しでも危ないと感じる時は、早めの避難が大切。
土砂災害は発生してから逃げることが難しい災害のため、避難先と避難経路を決めておいて、もしもの時はすぐに避難できるようにしておこう。





